2025年11月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
introduction1
#刀剣乱舞
創作審神者の過去編。
ぱあん、ぱあんと弦音がとある屋敷の一角にこだまする。
屋敷と言っても、九州の田舎武士の屋敷である。都や鎌倉に住む官職を持つような武家とは比べるべくもない、質素で簡素な屋敷だ。
ある程度の馬場兼庭兼鍛錬場がある、そんな屋敷である。
その庭に大的が二つ並んでいる。どちらの的にも中心に矢が刺さっており、刺さっている本数は全く同じだ。
的の前に立つのはもうじき元服を迎えるであろう年頃の少年が二人。
一人は凛々しく意志の強そうな眼差しの少年。
もう一人はままるで童女と見紛うほど美しい容貌の少年だった。
「…」
「…」
「おい隈曽丸。お前の矢、真ん中よりずれとるぞ」
大的に近づきじいーっと矢の見分をしていた凛々しい顔立ちの少年が、美しい少年──隅曽丸を振り返った。どこか挑発を含んだ声音に隈曽丸はぴしゃりと言い返す。
「同じじゃ。お前と変わらん」
「ほう?俺には右にずれてるように見えるがなあ?」
「気のせいじゃ。妙だ言いがかりはやめい」
「チッ」
「隼人丸貴様…」
凛々しい顔立ちの少年──隼人丸が忌々しげに舌打ちするのを、隈曽丸は見逃さなかった。ぎろりと鋭い眼光を隼人丸へ向けるが、隼人丸はベーっと舌を出し更に煽る。しばらく睨み合いが続いたが、どちらとも無くはあぁあ…と大きく肩を落とした。
「…これで馬術も水練も弓もぜーんぶ引き分けじゃ。次は何にする?」
「…そうじゃな...何にするか…」
隼人丸の問いに隈曽丸は頭を捻る。
──日置隼人丸と延時隈曽丸。二人は所領が近い日置家と延時家の嫡子であり、かつ両家は親戚関係にあるため幼い時から二人でよく所領内の子供たちを引き連れてあちらこちらで遊びまわり、時に何かにつけては競い合っていた。所謂幼馴染兼好敵手というやつだ。
二手に分かれての石合戦、鷹狩り、競い馬、流鏑馬、犬追物、相撲に水練。あらゆる武芸を競い合ってきたが、何をしても引き分けに終わる。まさに実力博実力伯仲の二人だった。もうそろそろどうやって遊ぶかのネタが尽きてきている。
「──ああ、そういや延時殿も大宰府に行っのか?」
思考の海に沈んでいた隈曽丸を、隼人丸の何気ない一言が引き上げた。
──太宰府。最近何やら大陸から蒙古なる国が攻め寄せてくると、父や郎党たちが話していたのを隈曽丸は思い出した。
「行っと言ちょったぞ」
遠い遠い東の果てにある鎌倉から、役人がぞろぞろとやってきて偉そうに指図するのを見た覚えがある。「鎌倉殿のご恩に今こそ報いよ」等と言っていたような。
ご恩もなにも元からこの土地は我々の土地なのだが。東から来たなよっちい板東者に指図される謂れはない。
しかし彼の大陸全土を統一した蒙古が日ノ本を九州から蹂躙せんとやってくるのならばそうも言っていられない。
この土地は我々の土地。板東者にも、ましてや大陸の者になど奪われてなるものか。
「そうか。なら暫ばっかい嫡子として互いに忙すなるのう」
「おう」
当主である父たちは郎党を率いて蒙古を迎え撃つべく太宰府へと出立する。
当主が留守の間、自分たちは嫡男として母の指導の下、残された者たちの世話をしたり領地経営を任される事になる。
「…蒙古は強えのかな」
ぽつりと隼人丸が独り言つ。
――大陸の王朝は数百年毎に滅び、生まれ変わる。だが何度滅んでも中原に花開く王朝は、常に日ノ本の先を行く技術を有していた。
此度の王朝は中原より北の、騎馬の扱いに長けた部族が立てた。それが蒙古――【元】だ。
噂によれば、元は大陸の西の果てをも版図に治めたという。波斯や印度よりもさらに西。大陸の西の方の世界など、九州の片田舎の武士の子どもには想像もつかないが、とにかく蒙古は強い。なんと言っても騎馬と弓の扱いに長けている。その力で宋を打倒し中原の華となったのだから。
そんな敵に日ノ本のもののふは太刀打ち出来るのだろうか。
「分からん。父上は死んだら私に土地を譲っとかいう書状も書ていもしたが…」
「延時殿はぎっちいしょっな…父上は『死んだ後のこちゃ知たん』ってよ」
「お前の好きにせよちゅうことじゃろ」
「まあ好きにさせっもらうつもいだ」
隼人丸は弓を片付け始める。空を見れば日が傾き、橙色に染まり始めていた。
──もうそろそろ、今日の遊びもお開きだ。
「じゃあぼっぼっ帰っ。次は…そうだな、剣術で勝負しよう」
「…剣術か、そうじゃな。それもいいな」
――生きて帰れたら。また、遊ぼう。畳む
#刀剣乱舞
創作審神者の過去編。
ぱあん、ぱあんと弦音がとある屋敷の一角にこだまする。
屋敷と言っても、九州の田舎武士の屋敷である。都や鎌倉に住む官職を持つような武家とは比べるべくもない、質素で簡素な屋敷だ。
ある程度の馬場兼庭兼鍛錬場がある、そんな屋敷である。
その庭に大的が二つ並んでいる。どちらの的にも中心に矢が刺さっており、刺さっている本数は全く同じだ。
的の前に立つのはもうじき元服を迎えるであろう年頃の少年が二人。
一人は凛々しく意志の強そうな眼差しの少年。
もう一人はままるで童女と見紛うほど美しい容貌の少年だった。
「…」
「…」
「おい隈曽丸。お前の矢、真ん中よりずれとるぞ」
大的に近づきじいーっと矢の見分をしていた凛々しい顔立ちの少年が、美しい少年──隅曽丸を振り返った。どこか挑発を含んだ声音に隈曽丸はぴしゃりと言い返す。
「同じじゃ。お前と変わらん」
「ほう?俺には右にずれてるように見えるがなあ?」
「気のせいじゃ。妙だ言いがかりはやめい」
「チッ」
「隼人丸貴様…」
凛々しい顔立ちの少年──隼人丸が忌々しげに舌打ちするのを、隈曽丸は見逃さなかった。ぎろりと鋭い眼光を隼人丸へ向けるが、隼人丸はベーっと舌を出し更に煽る。しばらく睨み合いが続いたが、どちらとも無くはあぁあ…と大きく肩を落とした。
「…これで馬術も水練も弓もぜーんぶ引き分けじゃ。次は何にする?」
「…そうじゃな...何にするか…」
隼人丸の問いに隈曽丸は頭を捻る。
──日置隼人丸と延時隈曽丸。二人は所領が近い日置家と延時家の嫡子であり、かつ両家は親戚関係にあるため幼い時から二人でよく所領内の子供たちを引き連れてあちらこちらで遊びまわり、時に何かにつけては競い合っていた。所謂幼馴染兼好敵手というやつだ。
二手に分かれての石合戦、鷹狩り、競い馬、流鏑馬、犬追物、相撲に水練。あらゆる武芸を競い合ってきたが、何をしても引き分けに終わる。まさに実力博実力伯仲の二人だった。もうそろそろどうやって遊ぶかのネタが尽きてきている。
「──ああ、そういや延時殿も大宰府に行っのか?」
思考の海に沈んでいた隈曽丸を、隼人丸の何気ない一言が引き上げた。
──太宰府。最近何やら大陸から蒙古なる国が攻め寄せてくると、父や郎党たちが話していたのを隈曽丸は思い出した。
「行っと言ちょったぞ」
遠い遠い東の果てにある鎌倉から、役人がぞろぞろとやってきて偉そうに指図するのを見た覚えがある。「鎌倉殿のご恩に今こそ報いよ」等と言っていたような。
ご恩もなにも元からこの土地は我々の土地なのだが。東から来たなよっちい板東者に指図される謂れはない。
しかし彼の大陸全土を統一した蒙古が日ノ本を九州から蹂躙せんとやってくるのならばそうも言っていられない。
この土地は我々の土地。板東者にも、ましてや大陸の者になど奪われてなるものか。
「そうか。なら暫ばっかい嫡子として互いに忙すなるのう」
「おう」
当主である父たちは郎党を率いて蒙古を迎え撃つべく太宰府へと出立する。
当主が留守の間、自分たちは嫡男として母の指導の下、残された者たちの世話をしたり領地経営を任される事になる。
「…蒙古は強えのかな」
ぽつりと隼人丸が独り言つ。
――大陸の王朝は数百年毎に滅び、生まれ変わる。だが何度滅んでも中原に花開く王朝は、常に日ノ本の先を行く技術を有していた。
此度の王朝は中原より北の、騎馬の扱いに長けた部族が立てた。それが蒙古――【元】だ。
噂によれば、元は大陸の西の果てをも版図に治めたという。波斯や印度よりもさらに西。大陸の西の方の世界など、九州の片田舎の武士の子どもには想像もつかないが、とにかく蒙古は強い。なんと言っても騎馬と弓の扱いに長けている。その力で宋を打倒し中原の華となったのだから。
そんな敵に日ノ本のもののふは太刀打ち出来るのだろうか。
「分からん。父上は死んだら私に土地を譲っとかいう書状も書ていもしたが…」
「延時殿はぎっちいしょっな…父上は『死んだ後のこちゃ知たん』ってよ」
「お前の好きにせよちゅうことじゃろ」
「まあ好きにさせっもらうつもいだ」
隼人丸は弓を片付け始める。空を見れば日が傾き、橙色に染まり始めていた。
──もうそろそろ、今日の遊びもお開きだ。
「じゃあぼっぼっ帰っ。次は…そうだな、剣術で勝負しよう」
「…剣術か、そうじゃな。それもいいな」
――生きて帰れたら。また、遊ぼう。畳む
投げ縄ぬりの大ラフマジで描きやすい~!落書きいっぱい描けそう あとふち効果使った下塗りホンマに楽線画描かなくていいから
そしてブラックフライデーでモフトのアイパッドケースとかアイフォンスタンドとかアップルウォッチバンドとか買っちゃった。かなり使いやすいから買ってよかった
そしてブラックフライデーでモフトのアイパッドケースとかアイフォンスタンドとかアップルウォッチバンドとか買っちゃった。かなり使いやすいから買ってよかった
WindowsPC間でエアドロップみたいなこと出来るんだね?いちいちUSBでやんなきゃいけないのかなと思ってたけどそうでもないっぽい。やってみたらサッと共有できてめっちゃ便利じゃんすけ…家ではデスクトップで執筆して外ではノートパソコンで執筆して~が捗るじゃん いっそ小さい板タブ買って外でもお絵描き作業できるようにしてもいいかもね
訓練めちゃくちゃ疲れたけど新しく買ったパソコンがずっと役に立ってたので買ってよかった。アイパッドミニじゃどうにもならなかったわ。キーボードで入力するものが多すぎる。
最近流行りのハードライト塗り
確かに色味が出る影が塗れてエモいかも。そもそもハードライトのレイヤー特性が分かってなかったけど調べたら編集レイヤーに塗る色の明度によって乗算っぽい効果になるかソフトライトっぽい効果になるか変化する。明度が50より高ければソフトライト、50より低ければ乗算になる。そして乗算ソフトライトより再度が出やすいからエモい雰囲気になる。これ彩度の調整とか時短になりそう。カラーサークルの四角の右側にすれば彩度高くしやすいし。
確かに色味が出る影が塗れてエモいかも。そもそもハードライトのレイヤー特性が分かってなかったけど調べたら編集レイヤーに塗る色の明度によって乗算っぽい効果になるかソフトライトっぽい効果になるか変化する。明度が50より高ければソフトライト、50より低ければ乗算になる。そして乗算ソフトライトより再度が出やすいからエモい雰囲気になる。これ彩度の調整とか時短になりそう。カラーサークルの四角の右側にすれば彩度高くしやすいし。
碧水の心臓のプロットは大体完成したし童子切と伊織の漫画も写植は終わった。あとそろそろいい加減introductionシリーズ終わらせたい。introductionシリーズも名前変えるかな。
旅行の写真ありで投稿したいのに全く投稿できてないのどういうことよー!重すぎるからアカンのか…?軽量化せなアカンのか…
ノートパソコン来たでぇ!めっちゃ薄いし軽い。DMAT用その他もろもろのために持ち歩くのにめっちゃいいじゃん
基本的にDMAT+外で書類作成用として使うからね テキスト作成以外の機能は入れないつもりではある
基本的にDMAT+外で書類作成用として使うからね テキスト作成以外の機能は入れないつもりではある
時間経つと描いてる漫画が全く面白くなくなるのでさっさと描いた方が良いぞ 鉄は熱いうちに打てって言うじゃろ
2025年10月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
hpのpavilion Aeroというノートパソコンがセールではちゃめちゃに安くなってたから買っちまったわ 定価17万が10万ちょっとで買えるのはやばいでしょ なんやかんや仕事の文章作成ってOfficeソフト使うしiPadで文章作成しても完結できるわけじゃないし そもそもアプリ版のOfficeソフトってオフラインで使えないから仕事持ち帰るにしてもやれね〜んだよな〜
あと単純にiPadと持ち運びキーボードでの文章作成が怠い
あと単純にiPadと持ち運びキーボードでの文章作成が怠い
なかなかポケモンZAやる時間が取れなくて全然すすまね~~~しネタバレ見てしまってやる気が削がれたかも~~~~最近用もないのにX見過ぎじゃない???X控えて創作かポケモンやりな!!!
アフィニティフォトでカラーラフにグラデマップかけてみたけどしっくり来ない プロクリのレイヤーモードが肌に合わないのでカラーラフ段階からアフィニティフォトでやってるみるか?
colosoのタイムセールやってたので前から気になってたパク・リノ先生の講座(もう一人の講師と抱き合わせ)買っちゃったぜ
iOS26にアプデしたけどアプリの立ち上がりめちゃ早いな?あとUIが普通に綺麗
Kindle電子書籍リーダーのおかげで活字中毒が強くなって読書の機会が増えSNSに触る機会が減り良い感じじゃん 絵を見る技術を読んでからもう一回Vision読みなおすと勉強になりそう
10月入ったからイラストの目標評価しないといけないし目標も立てないといけない
まだ3.6の感想まとまってないんですけど!あと2週間ちょいでZA発売だし時間ないよ!エンリリも五人目のボス前で止まってるんですけど!崩壊3rdも早く楽園編クリアしないとオンパロス編終わっちまうぞ!
2025年9月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する
童子切と伊織の漫画ネームやり始めた 短編漫画精神的な負担が少ないから描きやすい 長編漫画はもう無理
絵具とパレットと水筆を買っちまったのでどうあがいても野外スケッチをしなければならない状況になったぞ なっちまったからにはもう…ネ!ちょっと遠出して季節を楽しみつつお絵描きするしかない
放置してたキスミーアカウントも運用し始めてみた。一次創作(旧境界課)のイラストがほぼ消えてるので出せるイラストが残ってないんだよね、漫画しか残ってない もう長編漫画は描きたくねえよお~~~なので本編は小説で書き直しだわね!ネットプリントのやつ出しとくか…
マジでWick入れたはいいけど放置しそうだわどうする ブルスカ、キスミー、てがろぐ、ツイッターであたしゃもう限界だよ
マジでWick入れたはいいけど放置しそうだわどうする ブルスカ、キスミー、てがろぐ、ツイッターであたしゃもう限界だよ
Wickって言う国産SNS兼漫画アプリダウンロードしてみた アプリの漫画広告以外にtemuの広告が表示されてるのが気になるわ〜登録したけどmixi2みたいに放置しそうなんだよな 投稿機能にAI学習阻害機能あるのは良き
刀剣乱舞絢爛図録5の入金確認されてたのでヨシ!12月楽しみにしてるわ
エンダーリリィズはイレイェンがようやく倒せた やっぱ黒衣の騎士で通常攻撃ブンブン丸が一番良いんだから 早く強化させてください
次のエリアのカタコンベはまた蜘蛛みたいな面倒くさいし火力が割とある敵が嫌なところに配置されてて何回も死んでる アスレチックもいやらしいしホンマにやめろ
雰囲気も音楽もグラフィックもめちゃくちゃ良いけどね!!!!!
エンダーリリィズはイレイェンがようやく倒せた やっぱ黒衣の騎士で通常攻撃ブンブン丸が一番良いんだから 早く強化させてください
次のエリアのカタコンベはまた蜘蛛みたいな面倒くさいし火力が割とある敵が嫌なところに配置されてて何回も死んでる アスレチックもいやらしいしホンマにやめろ
雰囲気も音楽もグラフィックもめちゃくちゃ良いけどね!!!!!
FPの勉強も絵の練習もしたいんじゃが時間が足りなすぎる 朝活をするしかねえのか…ほかにも色々読みたい本があるし でも物理的な本を買うと嵩張るので電子書籍に移行する頃合いですか…物理的な本大好きなんだけど あとゲームもしたいです









とりあえず3000字くらいは書いたよ✌